Case Child orthodontics
こどもの歯列矯正治療例

うえき矯正歯科|こどもの矯正治療の実例

こどもの歯列矯正治療例

治療例は、患者さんおよび保護者の
同意を得て掲載しています。

14歳6か月の男子

セクショナルアーチ(マルチブラケット装置の前歯のみ版)で治療した症例

主訴 上の前歯のすき間が気になる。
診断名 上顎前歯の空隙歯列(すきっ歯)
治療期間 4か月
治療に用いた装置 セクショナルアーチ(マルチブラケット装置の前歯のみ版)
治療方法 非抜歯、部分矯正
治療費用(税別) 検査診断料5万3000円、基本料15万円、処置料5000円(/回)

上の前歯のすき間が気になるとのことで、お母様とともに来院されました。上の前歯以外に気になることは全くないとのことでした。「できるだけ部分矯正で、短期間で治療を終わらせたい。」とのご希望がありました。
診査・検査・診断を経て、部分矯正治療が適応であると判断し、矯正治療で最もスタンダードな装置である「マルチブラケット装置」を前歯だけに部分的に装着する「セクショナルアーチ」にて治療を行うこととなりました。この装置は、歯の表面に「ブラケット」というボタンを接着し、ワイヤーを結び付けて歯に弱い力を加えて歯を移動させるものです。月に1回受診していただき、その都度ワイヤーを調整して4か月で治療が終了しました。装置撤去後、歯の裏から「ボンディングリテーナー」という後戻り防止用ワイヤーを接着しました。現在も経過観察のため3か月に1回受診されています。

  • 部分矯正の場合は、歯列の状況により費用が異なります。
  • 部分矯正は適用できない方もいらっしゃいます。矯正治療は見た目を治すだけではなく、最終的に上下の歯がしっかり咬み合わなければなりません。見た目が良くなっても咬めなくなってしまっては本末転倒ですので、適用症例かどうかを矯正専門医がしっかり見極める必要があります。部分矯正ご希望の際は、まずはお気軽に無料矯正相談へお越しください。
矯正に伴うリスクについて見る
矯正に伴うリスクについて
最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。
ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
矯正装置を誤飲する可能性があります。
装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。
あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。
矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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