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福岡市早良区のうえき矯正歯科からのお知らせ

院長のセルフ矯正ついに終了?

2024年12月4日

定期的に当ブログ、X、インスタグラムにてご報告してきた

「院長のセルフ矯正日記」

ついに終了するときがきた!?かもしれません

治療前と治療後の歯並びと顔の写真を比較してみます。

治療前口腔内(2019年12月)39歳

 

現在の口腔内(2024年9月)44歳

 

治療前の顔面(2019年12月)39歳

 

現在の顔面(2024年9月)44歳

 

経緯をまだご存知ない方に説明しますと、私(院長)はもともと上下の前歯が前方に傾斜しており口元が突出し、口が閉じにくい状態でした。そこで思い立ったのが「セルフ矯正」です。自分で自分の歯並びを治療し、患者さんの大変さや苦労を理解しながら理想の歯並びになりたい!という、ある意味「よくばり」な企画です。

※通常、成人の矯正治療は2~3年が目安です。私の矯正治療が5年近くかかっているのは、の~んびり、いろいろ試行錯誤しながらとセルフ人体実験しているからです。ご容赦ください(笑)

上下の前歯を後ろに下げなければならないため、やむを得ず上下左右の4番目の歯を計4本抜歯しました。そしてまず装着した装置が「マルチブラケット装置」です。この装置はすべての歯に特殊なボンドで「ブラケット」というボタンを装着し、ワイヤーを結び付けてワイヤーの力を歯に加え、歯を移動させる装置です。

「この装置、どうやって付けたんですか?」
よく聞かれますが、じつは私が鏡を見ながらすべて装着しました。いま思うと「よくこんなことできたな~」と我ながら感心してしまいます(笑)

治療の途中までは順調に進んでいましたが、治療が進むにつれて、ワイヤーの細かい調整がとても難しくなりました。
そこで次に思ったのが、
「そうだ、マウスピース矯正(インビザライン)ならワイヤーの調整をしなくてよいから、治療が継続できるかも!」

マウスピース矯正(インビザライン)とは、歯列を専用のスキャナーにてスキャンし、「アライナー」というマウスピースタイプの装置をインビザライン社にて作製してもらいます。その装置を一日22時間以上装着し、1週間ごとに新しいアライナーに交換することで歯が動いていくという最新の治療です。

インビザライン開始時(2022年10月)

現在(2024年9月)

インビザラインを始める前はスペースがまだ余っていましたが、すべてのスペースが閉じて上下の前歯が完全に下がりました!

上の方にある顔写真のビフォーアフターを見てみると、まるで別人のようになっていませんか?
口がとじやすくなり見た目が良くなったので、矯正治療をして本当に良かったと思います。
あとマルチブラケット装置とマウスピース矯正の両方を経験し、マウスピース矯正の快適さは心底ぜひ患者さんにお勧めしたいレベルです。

これで矯正治療は終了してもよいレベルにまで到達しました。現在は100点満点中98点くらいで、あと少し前歯のかみ合わせを浅くし、奥歯のかみ合わせがさらに緊密になれば100点です。

せっかくなので100点を目指そうと思って、今日さらに再スキャンし追加アライナーを注文しました。

この「セルフ矯正」すでに私の趣味のようになっています(笑)

さぁて、いったいこの治療はいつ終わることやら・・・
続報をおたのしみに!

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